アマゾン プライム動画 「プロ野球そこそこ昔話」が最高に面白い

普段プロ野球解説者、漫談家(笑)の金村義明さんのYou Tubeを楽しく拝見しています。その番組の中でアマゾンプライムの収録が終わってやれやれと話していました。そこで、アマゾンプライムの番組を検索

プロ野球そこそこ昔話

漫才師の「ナイツ」がMCを務めていて、元TBSアナウンサーの吉田明世がアシスタントを務めています。「ナイツ」の塙は野球好きで有名ですし、土屋は競馬好き(関係ないけど)NHKの球辞苑でナレーションでいい味を出しています。金村義明さんがYou Tubeで明かしていましたが6本一気撮りだったそうです。

第一話

毎回ゲストは三人なようです。第一話のゲストは金村義明。言わずと知れた巧みな話術で評論家やコメンテーターで大人気。TV,ラジオ。ネット配信でレギュラー番組を多数抱える大御所。新しい番組のスタートにふさわしいゲストです。二人目は広島で活躍した金石昭人。3人目は日本ハム一筋、ガンちゃんの愛称でみんなから好かれてまた話も面白い岩本勉です。話を盛り上げるには金村さんはうってつけ。

金村は近鉄、金石さんは広島の在籍期間が長かったので両球団の本拠地藤井寺球場広島市民球場の設備の貧弱さを暴露。狭くて汚いロッカー室や雨天時に狭くてろくに練習もできない設備。近鉄なんか親会社が大きいのに超シブチンで・・広島市民球場は駐車場がなくて隣のデパートの駐車場を使用してたwww。

広島の寮の食事がインスタントラーメンだとかww  いくら親会社が日本ハムだからといって、10日サイコロステーキが続いたときは閉口したとかww 大阪の高校の大会でPLの試合で藤井寺球場は超満員、近鉄の試合はガラガラ・・弱小球団の悲哀が半端ない。

金村は関西球界のドンみたいなもんだからいろんな裏話を知っていて公表できない固有名詞にはピーが入るんだけど。ピー・ピー・ピーの連続。30年前のプロ野球はそんな世界だったんだ。田舎にいるとTV放映は巨人戦しかも日テレ系でしか入らないもんだから、12球団みな巨人みたいに派手でお洒落で金マンだと思ってました(笑)

第一話の印象は松本人志の「すべらない話」の野球番といった感じで、次回も期待大ですよ。

第二話

続けざまに第二話を視聴。

ゲストは前回に引き続き金村義明。レギュラーを狙っているのか?金石も連投です。3人目は広島のレジェンド高橋慶彦です。私は広島ファンしかも赤ヘル旋風以来のファンですから、高橋慶彦の姿を見れて感激。ずいぶん老けたなあと感じた次第で。自分の老け具合を棚に上げてと言われそうだけど。

高橋慶彦はご存知、広島の黄金期をになった大選手ですが、もて具合も半端なかったようで。銀座のクラブのママさんからポルシェをもらったとか、有名女優さんと浮名を流したとか名古屋でのナイターが終わってから東京の彼女に会いにポルシェを飛ばして行ったとか、武勇伝のオンパレードとピーが鳴りっぱなし。

地方球団の選手は東京での巨人戦、ヤクルト戦がお楽しみ。早く試合を終えて銀座に直行。はしご酒。はしご酒。

酒臭い息を吐きながら朝帰り、酒臭い息を吐きつつ練習に参加。古き良き時代でした。

第三話

面白くて第三話も視聴。

ゲストは準レギュラーの金村に引き続き高橋義彦。金石に代わって日本ハムで活躍した西崎幸広です。西崎はデビュウ当時からハンサム選手の代名詞で「メンズ・ノンノ」で特集を組まれるほどのモテ男でした。西崎以前のプロ野球選手といえばパンチパーマに金のネックレス、セカンドバックを小脇に抱えてというのが当たり前でした。

広島が遠征時用に支給した上下白のスーツ、白の靴、紫のシャツには笑っちゃった。広島の新幹線のホームに何十人もその姿でたむろされたら、まさに「仁義なき戦い」の世界・・広島だけに。

西崎の出現で時代が「仁義なき戦い」から「トレンディードラマ」の世界に。お洒落であか抜けてプロ野球の選手の世界にも変革の到来です。

とにかく面白い番組でした。第六話まであるので、続けて3本見ないと。プロ野球界の笑える裏話満載でした。プロ野球のシーズンも終わり、さびしくなる期間ですが来シーズンまでの穴埋めにぴったりの番組でした。