一年ぶりに投稿します。

ようやくコロナもお終いか

単なるインフルエンザの変種と思われていた新型コロナウイルスでしたが、ようやく消退の兆しが見えてきました。足掛け二年になろうかというこの期間首相が変わり、また自民党の総裁選挙、衆議院解散総選挙、コロナ後の経済の復活、米中経済戦争、韓国の文政権の終わりと内外の政治経済問題が山積しています。この二年間は私たちの生活にも大いに影響を与えました。

今回の菅首相自民党総裁選不出馬はその顛末を知って、菅さんに同情を禁じ得ない。前の安倍政権をともに陰で支えてきた今井秘書官にそそのかされて二階幹事長の首に鈴をつけに行ったところまでは良かったものの、返り討ちに会って辞める羽目に・・・刺し違えた格好にはなりました。派閥を持たない悲哀を感じたことと思います。

思えば、秋田県出身で高卒で上京し、苦労して市議会議員から総理大臣にまで上り詰めた立志伝中の人だともてはやされました。口は重いけれど仕事はできるとの評判でした。

確かに目立った功績として携帯電話の料金値下げがあります。これは助かりました。各社横並びの値下げではありますが、カルテルとも思える通信事業の料金体系に風穴を開けたのは立派でした。次に新型コロナワクチンの手配とワクチンの確保からのスピード接種の段取りは見事でした。今では米国を抜くほどの接種率だそうです。

このような実績を上げながらも選挙に弱いのが致命的でした。連戦連敗、安倍前首相とは対照的でした。やはり政治家は演説がうまくないと人を引き付ける言葉の大切さを感じました。小池東京都知事は全く今回のコロナ禍では役立たずでした。むしろ政府の足を引っ張ることだけに終始し自分の責任を政府に転嫁し、都知事選挙では仮病まで使って選挙戦を有利に運びました。知事当選直後はその政治勘が鋭いと称賛されましたが、今回の総裁選における政治の動きで後ろ盾の二階幹事長の失脚したため、衆議院選挙に出て日本初の首相になるという野望は潰えました。東京オリンピックパラリンピックでは目立たず、騒がず大人しくするしかなかった。これも自分で蒔いた種のせいです。もう東京都知事のいすには魅力を感じてないでしょう。衆議院選挙に出るかどうか注目です。しかし、小池知事が残したものは何だったのでしょうか(まだ衆議院選に出馬するかどうかは不明ですが)折角石原慎太郎が蓄えた都の黒字財政を空っぽにしてしまった責任、コロナ対応のまずさの責任はじっくりと検証しないといけません。針の筵に座るよりは国政に出てチャンスを狙う作戦に出ることでしょう。

小池の後の尻ぬぐいが大変です。火中の栗を誰が拾うか。しかし、選挙に弱い菅首相にとって致命傷だったのが、横浜市長選挙での敗北でした。自民党が統一候補を立てられず、保守票が割れたこと、浜のドンの協力が得られなかったことなど敗因はあります。しかし、一介の大学教授に敗れるとは。横浜市大医学部の教授とはいえ、医者でもないし、単なる統計の学者で経歴詐称、パワハラ問題と叩けば埃だらけの人物です。自民党の候補だったら、マスコミが黙っているはずがありません。マスコミが取り上げないのはなぜでしょうか。左翼マスコミにとって都合のいい市長だからでしょうか。マスコミの報道しない自由は目に余ります。

この一年間で変わったこと

コロナ禍で私の生活で変わったことは、毎朝、ルーティンで見ていた羽鳥の「モーニングショー」を見なくなったことです(笑)この時間帯はユーチューブの「虎ノ門ニュース」を見るようになりました。最近はネット配信が情報源になり、雑誌も購入しなくなりネットの配信で見ています。立ち読みに出かけることも少なくなり、外出規制のご時世好都合と考えています。外出もままならず引きこもり状態となりつつあります。暇に飽かせてまたブログでも始めようかと考えた次第です。