私の好きなミュージシャン海外編 その1

還暦過ぎの趣味趣味おじさんです。

私の好きなミュージシャンを取り上げたいと思います。先ずは海外編から。

何といってもビートルズ。かろうじてオンタイムで経験できた世代ですが、武道館のTV

放送を見た記憶はあります。基本的に声のいい人が好きなので、断然ジョン派ですね。

シンガーとしての実力は言うまでもなく、彼の作る曲も大好きです。「ア・デイ・イ

ン・ザ・ライフ」「アクロス・ザ・ユニバース」etc.曲の面でビートルズの後期はポー

ルが主導権を握ります。ポールの曲はポップでうまい曲が多いのですが、基本ラブソン

グです。ポップスの歌詞はだいたいがラブソングだから王道とは言えますが。ボブ・

ディランの影響から歌詞に哲学・メッセージ性と持ち込んでジョンの曲は永遠に語り継

がれる曲「イマジンなど」になったといえます。ビートルズ解散後のソロ活動での両者

の曲を比較すれば歴然です。ポールは音楽界ではヒット曲を量産しましたが、ジョンの

社会への影響力は圧倒的です。10年足らずの短いソロ活動期間にもかかわらずです。

1960年代後半、ベトナム戦争への反戦歌、公民権運動など体勢への反発から沸き起

こったロックのエネルギーはジョンの死とともに無くなってしまいました。商業主義が

台頭しビジネスとしてのロックが幅を利かせるとともに私のロックへの関心も薄れてき

ました。ジョンの死はロックの死ともいえると思います。オンタイムでビートルズは経

験していますがEPレコードを数枚持ってるだけど1990年ころからCDの普及ととも

にアルバムをそろえ始めました。だからLPは1枚も持ってません。レコードもCDも

様々なバージョンがあってとても全部は無理です。コレクターじゃないからま、いい

か。初期のCDは音圧が低いのでリマスター版は購入しましたが。

次はヤードバーズの流れからジェフ・ベック。特に第二期ジェフ・ベックグループが好

きです。通称「オレンジ」の二枚目がお気に入り。ジェフのギターはもちろんマック

ス・ミドルトンのキーボードがいいね。このグループはアルバム二枚で解散しましたが

残党が作った「ハミング・バード」というバンドもご機嫌。このバンドも二枚アルバム

を残して解散しました。キーボードがマックス・ミドルトンでドラムがバーナード・

バーディーという本当に解散するのがもったいないバンドでした。このバンドが残した

二枚今でははレアもので売ったのを後悔してます。CDは出てないかなあ。

ジェフはソロ活動でヒットアルバムに恵まれます。。プロデューサーにジョジー・マー

チンを迎えて「ブロー・バイ・ブロー」「ワイヤード」を発表し大ヒットします。ヒッ

トと縁のなかった彼としては、プロディーサーの大切さを実感したことでしょう。