私の好きなミュージシャン海外編 その2

還暦過ぎの趣味趣味おじさんです。

ジェフ・ベックの次はレッド・ツェペリンです。「移民の歌】で衝撃を受けましたが

ハードロックはあまり好みではなかったので遠ざかっていました。大学に入ったころ映

画館でライブ映像「永遠の詩」を見てからバンドのすごさを再認識してレコードを集め

始めました。一番のお気に入りは「プレゼンス」一曲目の「アキレス・ラスト・スタン

ド」はハードロックの金字塔といえます。ジョン・ボーナムの圧倒的な演奏を映像で見

ることができますが、ドラムの完コピの演奏をユーチューブで見るのも楽しみです。

ジョン・ボーナムの不慮の死をもってグループ活動は休止となりました。ツェペリンサ

ウンド上で彼のドラムがいかに重要だったかが分かります。レッド・ツェペリンの活動

停止によりハードロックの収集もおしまいとなりました。デスメタルになると私には理

不能で、タモリクラブの「空耳アワー」で笑いのネタに使われて知っている程度で

す。

ヤードバーズ関係の最後の一人,エリック・クラプトンはクリーム以来聴いてはいるの

ですが長いインプロビゼーションも今聴けば冗長なだけだし、インプロビゼーション

とオールマン・ブラザース・バンドのほうが断然うまいと思うし、クラプトンの声がど

うにも好きになれない。なぜかしらローリングストーンズは一枚もレコードを持ってな

かった。70歳過ぎても現役,スリムな体型を維持しているのはプロ中のプロ、これこ

そスターの鏡とは言えますが。楽曲が好みじゃないものですから。他にイギリスといえ

ばディープ・パープルは数枚、プログレッシブ・ロックはあまり持ってなかったなあ。

ELP,ピンクフフロイド、キング・クリムゾンを数枚といったところでしょうか。ポリス

はコンサートに行ったことあるんですが、三人のうまさに驚きました。パンクロックに

なっちゃうともうついていけなくなっちゃいます。結論としてきれいなメロディーと美

しい歌声の曲が好きなんですね。

文化論になってしまいますが経済の発展し市民に余裕があるときに新しい文化が生まれ

ると思います。経済的に停滞しているヨーロッパ圏では新しい音楽のムーブメントが見

られません。アメリカ人は以外に保守的で狭いジャンルの曲しか聞かないとのことで

す。例えばカントリーの好きな人は一生カントリーを聴くのだそうです。

今、経済をリードしている東アジア特に日本の音楽がネットの普及により世界的に認知

されるようになりました。1960年代後半から欧米の音楽の影響を受け、独自には発

展して誕生したJ-ポップス。ダンスミュージック、ラップに飽き飽きした人々の求めて

いたものが遠く日本にあったのです。

外国の文化を取り入れて独自に発展させることは日本の得意とするところです。きれい

なメロディー、美しい日本語の響き、洋楽と似てるがどこか違う斬新なアレンジetc.

特に竹内まりや山下達郎など音楽のルーツをイギリス・アメリカに持つミュージシャ

ンが大人気だそうです。