ブンデスリーガ19/20 第22節 上位陣はみな勝利して順位は変わらず。

14~16日とブンデスリーガ22節が行われました。

B・ドルトムント    4-0   E・フランクフルト

14日ドルトムントはウインターブレイク開け無敗と好調なフランクフルトとホームで対戦です。ドルトムントはキャプテンのロイスと好調だったブラントが怪我で欠場です。フランクフルトの長谷部、鎌田はベンチスタートです。

前半8分ゲレーロの直接FKがポストを直撃します。試合はドルトムントがボールを支配し、チャンスをうかがい、フランクフルトがカウンターを狙う展開が続きます。

前半33分ハキミの折り返しをピシュチェクが左足でシュートこれが決まりドルトムントが先制します。1-0

この日ピシュチェクフンメルス、ザガドゥの3バックは安定していてフランクフルトはチャンスらしいチャンスはありませんでした。この試合ザガドゥは絶好調で競り合いに強く、フィードも的確で攻撃の起点となりました。前半はこのまま1-0で終わります。

後半開始早々5分サンチョがドリブル突破してシュートが決まって2-0とリードを広げます。

後半9分サンチョ、ハキミと渡って、ハーランドが右足で決めて3-0となります。これで勝負ありです。

ドルトムントは余裕のボール回しでゲームを支配します。後半19分ジャンとダウードが交代。ジャンは攻守にわたって貢献大でした。将来のドイツ代表キャプテン候補と言われただけのことはあります。ようやくドルトムントにゲームをコントロールできる人材が現れたようです。

後半29分フンメルス、ハキミからフランクフルトのクリアボールをゲレイロが豪快に決めて4-0。

長谷部、鎌田は出場しませんでした。

試合はこのまま終わり、ドルトムントは久しぶりの無失点試合でした。ウインターブレイク中に補強した二人が大活躍しており、ザガドゥが成長してくれば優勝の可能性が出てきました。

ライプツイヒ  3-0  ブレーメン

最近なかなか勝ち切れず、前節バイエルンと惜しい試合をしたライプツイヒは二部降格候補のブレーメンとホームで戦いました。

前半18分FKからクロステルマンが押し込んで先制。

前半39分左CKからシックが頭で決めて2-0

後半1分ムキェレが縦パス一本で抜け出しシュート。これが決まり3-0。

ブレーメンは攻守にいいところなく完敗でした。大迫も見せ場を作れず後半20分に交代しました。

ボルシアMG   4-1   F・デュッセルドルフ

前節天候不良で試合が延期になったボルシアMGはディッセルドルフのホームでラインダービーです。

前半22分ボルシアMGは得意のカウンター攻撃からテュラムが抜け出し、カットインしてスルーパス。これをホフマンが決めて先制します。前半29分デュッセルドルフの攻撃。カン・アイハンのロングパスからバックに競り勝ったトミーが決めて追いつきます。

後半4バックに変更したボルシアMGはノイハウスの縦パスからテュラムが抜け出し、シュティンドルへパス。難なく決めて2-1。ワンタッチプレーの連続でデュッセルドルフの守備陣を翻弄した見事な得点でした。

後半11分ノイハウス、テュラムの連続シュートをGKが好守で防ぎますが、後半33分ザカリアの抜け出しからシュティンドルが決めて3-1。これもワンタッチプレイの連続から生まれた得点でした。後半37分ノイハウスが華麗な個人技からバックの中を抜けてシュート、これが決まって4-1。ボルシアMGの圧勝でした。

期待のノイハウスが大活躍です。東京オリンピックに出場が決まっているドイツU23の主力メンバーですから8月に日本でそのプレイを見ることができるでしょう。

バイエルン   4-1  ケルン

好調バイエルンと下位のケルンですから勝負は目に見えていました。

前半3分、レバンドフスキー。前半5分、コマン前半12分、ニャプリと立て続けに決まって前半3-0で終了。試合も終了かと思われました。

ところが後半ケルンが攻勢をかけ、ノイヤーの好守で切り抜けます。後半21分ニャプリが豪快に決めて4-0。

後半25分ゥートが決めて一矢を報います。後半ケルンの猛攻にたじたじのバイエルンバイエルンの強さも盤石とは言えずこれから取りこぼす試合もあるかもしれません。

22節は上位チームが勝ったため順位に変動はありませんが、今度の水曜日からチャンピオンズリーグが再開することもあり、各チームの今後の試合に目が離せません。