2011年3月11日 東日本大震災からが9年たちました。

東日本大震災のあの日

9年が経ちました。

そうあの日はいつもどうり仕事をしていました。私のところは青森県日本海側ですので、揺れも大したことなく大丈夫だろう。ところが停電。仕事ができないから急遽お休み。

まだ寒い三月です。暖房はない、情報はない、車のガソリンはあるからとりあえず動けるなと。実家に行って母は大丈夫かと確認に。母は大の地震嫌いだしな、意外と元気で、一安心。

電気がない生活を経験するのは子供のころのキャンプ以来かな。することもないから早く寝ることに、布団にくるまって、寒い、寒いと歯をガチガチいわせて・・・寝た気がせず。

私のところは意外と早く電力が復旧したので一安心。インフラの被害はなかったのは私の周りだけで、ニュースを見れるようになって愕然と。テレビに映った映像に言葉を失った。

妹の住んでいる福島の浜通りは大変なことに。妹一家も被害を受けた。皆無事だったのは幸いだったけど。妹の旦那の仕事場は大きな被害を受けて、復旧に半年もかかったし、自宅は使えなくなり、引っ越す羽目に。

岩手県に住んでいる友人の安否が気になる。安否確認メールで2日後に無事を確認し、一安心。地震の被害の全貌が分からぬまま、今度は福島の友人が原発が危ないから着の身着のまま非難したと連絡を受ける。友人は原発に勤めている友人から「危ないからとにかく逃げろ」といわれたそうだ。

遠く離れた青森では八戸の周りでいくらか被害を受けたくらいで実感がわかない。

ところが、ガソリンがない、食い物がない。物流のストップが身に染みる。ガソリンスタンドには長蛇の列。通勤に車を使わないのが助かった。

仕事はいつものように行えたが、地震津波の被害のすごさ。三陸地方には何回も行ったことがあるので、あの美しい景色をもう二度と見ることができなくなるのか。

家内の高校の同級生で亡くなられた方がいたとか、大学の後輩で亡くなった方もいるとのこと。

学生時代仙台で過ごしたから、テレビに映る映像に、見覚えのある風景の変わり果てた姿に胸が痛む。

高速を走ると自衛隊の車両の車列がえんえんと。自衛隊の皆さんに、頑張ってくださいとエールを送る。

当時を振り返って、生活に追われて何もできなかった自分のことが情けない。今でもこのことを思うと涙が出てくる。震災で亡くられた方々のこと、いまだ避難生活を強いられている方々のこと、何もできなかった自分のことを思うと涙が出てくる。

Fukusima50上映中

前にも書きましたが、映画「Fukusima50]が上映中です。といいつつまだ見てないんです。

映画の評判は賛否分かれるようです。保守系の論壇の人々には好評です。左翼系のマスコミ、評論家には不評なようです。

なにしろ左翼系民主党政権時に起こった大事故ですから、菅首相の描き方に反発を持つのは分かりますが。

少なくとも、最高指揮官が現場に行ってあれこれ動き回るのは迷惑なことは自明の理です。

さる第二次大戦で、ヒットラーが前線まで顔を出し、戦術にあれこれ口をはさんで現場を大混乱させて例が有名です。

だいたい日本の政治家は軍事音痴が多すぎます。平和ボケした平安貴族と同じです。

予期せぬ事態に遭遇する典型が戦場です。エリート軍人が実際の戦場で役に立たなかったり、成績の良くなかったナポレオンが戦争に連戦連勝だったりと。修羅場でいかに勝利へ導いたか、失敗したか将兵の判断、決断を学ぶことは政治家、経営者にとって必要なことではないでしょうか。

この作品への評価が政治的スタンスのリトマス試験紙のようなものです。実際、劇場で見てから改めて感想を述べたいと思います。

今度のコロナウイルス禍は習近平禍?

中国武漢発のコロナウイルス禍もいよいよ遅きに失したWHOのパンデミック宣言となり、人的被害よりも経済的損失がリーマンショック以上になりそうです。

中国の狙いは。14億人住んでいるとはいえ、生き残れるのは1億人もいれば十分だ。13億人は死んでも構わん。北京、上海を守れればいい。

ウイルスを世界中にどんどんばらまいて、アメリカ、ユーロを経済的にぶっ潰す。

検査薬、特効薬発表しかもWHOのお墨付き。欲しかったらいうことを聞け。そして世界の覇権を手に入れる。

そんなシナリオが浮かんできます。おー、こわ。

東北人の希望、いや日本の希望。佐々木朗希選手

東日本大震災で被災された佐々木朗希選手は「生きていることを実感して、お世話になった人々に恩返ししたい」とインタビューに答えていました。必死に裏山に逃げたあの日のこと、肉親を失った悲しみを胸に秘めつつトレーニングに励む彼。本当に大成してほしい。彼の活躍は東北人、日本人の希望の光になることでしょう。そんな気がします。心から応援しています。