ドイツブンデスリーガー19~20シーズン 第九節 ボルシアMG対E・フランクフルト

前節B・ドルトムントに負けましたが首位をキープしているボルシアMGはホームでE・フランクフルトと対戦しました。

フランクフルトは鎌田と長谷部が先発出場しました。試合は序盤からボルシアMGペースで進み、前半28分FWエンボロに長谷部が振り切られてセンタリング、テュラムが難なく押し込んで先制点をあげます。

長谷部も35歳となりスピード不足が顕著になってきました。センターポジションで対応する分にはまだ行けると思われますが、サイドのつり出されると振り切られるシーンが多くなりました。

得点をあげたテュラムはフランスの名プレイヤーテュラムの息子さんだそうです。鎌田もポストプレイでフランクフルトの攻撃の起点となっています。あとほしいのは得点なんだけどなあ。前半35分エンボロが負傷してシュティンドルと交代。

前半47分。ヘアマンのセンタリングからのこぼれ球をヴェントがシュート。追加点を挙げる。2-0で前半終了。

後半14分  鎌田のアシストからダ・コスタが得点。鎌田は得点こそないが攻撃の起点として機能しています。得点が入ってからフランクフルトが押し気味に試合を進めます。

後半21分長谷部のパスから鎌田がシュート。枠を外れる。日本人はチャンスと見るとインステップで強いシュートを打ちがちなのでふかしてしまう。一流選手はほとんどインサイドでコントロールされた強いシュートを打ちます。インサイドで強いキックができるかどうかが日本選手の課題なような気がします。

後半22分鎌田の惜しいヘッディングシュート。惜しい。

後半30分FKからエルヴェディーがヘッディングシュート。三点目が決まる。フランクフルトとしては押し込んでいただけに悔やまれる失点です。今年のボルシアMGはセットプレイがうまいですね。

後半34分鎌田のコーナーキックからヒンターレッガーが得点。鎌田はこの試合2アシストです。

後半40分長谷部のクリアが中途半端になったところをボールを奪われザカリアに4点目を決められ万事休す。このまま4-2でホームボルシアMGが勝って首位をキープしました。

フランクフルトは決定機を逃すうちにボルシアMGにうまく点を取られてしまったという感じでボルシアMGの試合巧者ぶりが目立ちました。

長谷部は2失点に絡みました。年齢からかスピード不足が顕著です。時々良いプレイも見られましたが、そろそろ限界かなあという印象です。

鎌田はだんだんチームに慣れてきて、攻撃の起点、アシストと大活躍です。大迫の後継者になりつつあります。あとは得点だけ。早く得点を見たいものです。