ブンデスリーガ19/20 第24節  バイエルン大勝

2月29日~3月2日とブンデスリーガ第24節が行われました。上位チームの試合を振り返ってみましょう。

バイエルン  6-0 ホッヘンハイム

王者バイエルンはアウェーでのホッヘンハイム戦でした。序盤からバイエルンの猛攻です。骨折して欠場のレバンドフスキーの代役は18歳のザークツイ、194センチの長身のオランダ人です。

前半2分ミューラーのセンタリング。ニャプリが足を延ばしてシュート。GKバウマンの膝にボールが当たってゴールイン。1-0

前半7分ゴール前のこぼれ球をキミッヒが決めて2-0

前半15分アラバのロングパスをニャプリがセンタリング。ザークツイが反転シュート。大柄ながら器用なシートが決まって。3-0

前半33分 コウチーニョが強烈なシュートを決めて4-0

まだ攻撃の手を緩めず

後半2分コウチーニョが決めて5-0

後半17分ゴレツカ、コウチーニョ、トリッソとつないで再びゴレツカがシュートきれいなつなぎで決めた得点でした。6-0

後半32分。バイエルンの一部過激なサポーターがホッヘンハイムの出資者ディートマー・ホップ氏を揶揄するメッセージを掲げてゲームが中断。抗議の意味で両チームの選手が13分間ボール回しをするという珍事がありました。後味の悪い幕切れでした。前にもドルトムントのファンが同様の事を行っていました。

ヨーロッパに難民が大挙して入国してから、ドイツでも政権に対する不満、難民に対する差別、極右勢力の台頭など過激サポーターの背景がうかがえます。ドイツ社会の闇の部分を見るような感じがします。

バイエルンの攻撃陣は絶好調ですが、ボアティングが負傷してしまいました。また、しばらくバックのやりくりが大変になりそうです。

ドルトムント 1-0 SCフライブルク

ホームのドルトムントは圧倒的に有利の予想でした。しかもフライブルクは守備のかなめのコッホが欠場です。

試合は序盤からドルトムントが優勢でしたが、シュートが枠内に飛ばずにふかしてばかりでした。どうものらない、ピリッとしない感じでした。

前半15分 ゲレイロ、ブラント、アザールとつないでサンチョが先制します。1-0

フンメルスが脳震盪で前半で交代し、アカンジが入ります。守備のかなめがいなくなりどうも守備が不安定で、何度もフライブルクに決定機を作られました。アカンジはアカンゾ。

この試合で負傷明けのブラントは好調でした。テクニックがあって、ハンサムで、人気あるだろうなあ。23歳のわりに頭髪が寂しいのが唯一の欠点かな。ハーランドも途中出場しましたが無得点で終わり1-0で終了。

何とも低調な試合でした。

ボルシアMG  3-2 FCアウグスブルク

ボルシアMGはアウェー戦でした。前半は0-0

後半4分左サイドバックのベンゼバイニがゴール前での混戦で蹴りこんで先制します1-0

後半8分シュティンドルがプレアのアシストからシュートを決めて2-0

後半12分レーヴェンにダイビングヘッドを決められて2-1

後半34分シュティンドルがうまいとラップから反転してシュート。これが決まって3-1

後半38分ファンボガソンにバックの裏を取られて3-2

常にリードする展開で余裕の試合運びでした。テュラムが膝の負傷で交代したのが心配でしたが軽症だそうです。

ライプツィヒ 1-1 レバークーゼン

ライプツィヒはホームで好調5位のレバークーゼン戦です。

前半29分 ハーヴェルツのセンタリングからベイリーに先制されます。0-1

前半32分 左CKからシックがヘッディングシュートを決めて追いつきます1-1

後半ライプツィヒの攻勢は続きましたがシュートがことごとく枠に飛ばず無得点。

試合はこのまま引き分け。

最近のボールを蹴ったことはないのですが、軽そうな感じで、私が学生時代蹴っていた時の(40年以上前)ボールとは随分違うんだろうなあ。

順位に変動はありませんでした。ボルシアMGは強豪との対戦が続きます。ここが正念場です。他の3チームもチャンピオンズリーグの第二レグがありますので、息つく暇がありませんね。