私の好きなミュージシャン海外編 その3

還暦過ぎの趣味趣味おじさんです。

海外編の三回目です。今度はアメリカのミュージシャンと行きましょう。

中学生のころラジオでよくかかっていたのがキャロル・キングの「イッツ・ツー・レイ

ト」カーリー・サイモンの「うつろな愛」サイモン・ガーファンクル「明日に架ける

橋」・「アメリカ」スリー・ドッグ・ナイトを代表とするダンヒルレーベルの曲、ニー

ル・ヤングの「孤独の旅路」カーペンターズアメリカの「名前のない馬」などでし

た。当時はシンガーソングライター全盛でした。とにかく良い曲が多かった印象があり

ます。小学生のころ近所のお兄さんの所で聴いたLPに「ウッドストック」があって

C.S.N&Yの曲が印象に残ってました。バンドは解散再結成を繰り返しますが、なぜか

ニール・ヤングが好きなんです。決していい声じゃないから私の好みではないはずなん

ですが。C.S.N&Yのライブアルバム「4WAY STREET]は傑作だと思います。ヤングの

曲では「ライクアハリケーン」が好きです。むしゃくしゃした時彼の轟音ともいえるギ

ターへたうまとでもいいますか、この曲を聴いていると心のもやもやが吹っ飛ぶような

気がします。フォーク・ロック・カントリー・グランジと時代の変遷とともにスタイル

を変えつつ現役であり続ける姿は素晴らしい。他の三人がたまに同窓会感覚で再結成し

て音楽活動をしているのとはえらい違いです。

音楽の創作活動も三十歳前後で枯渇してしまうのでしょう。若いころは滾々と湧き上が

る泉のように出てきたメロディーも浮かばなくなる。コンサートを続けて喉を鍛錬して

おかないと声も出なくなり、オリジナルキーで歌えなくなる。創作意欲がわかなくなり

曲の依頼が来て頭をひねって、絞り出すのが現実とか。昔、大瀧詠一さんが俺の曲は

10パッターンを組み合わせて作っているという話を聞いたことがあります。大滝さん

程の音楽知識のある人でも創作には苦労してたわけで、ネタキレになったらあっさり音

楽活動を中止したあたりは彼の潔さを感じます。

話を戻して、イーグルスやドゥビー・ブラザースなどのウエスト・コーストサウンド

大好きでした。イーグルスは「ならず者」がお気に入りです。バーニー・リードンが脱

退する前の「呪われた夜」までです。「ホテル・カルフォルニア」は大ヒットしました

が、ドン・ヘンリーの声が嫌いだから今一つです。グレン・フライの声が好きで,彼の

メインボーカルの曲「テイク・イット・イージー」「テキーラ・サンライズ」「偽りの

瞳」などがいいですね。