趣味趣味おじさんのアンソロジー

初めまして。還暦を過ぎて暇を持て余しているおじさんです。

60年以上生きてきて、さまざまな趣味に首を突っ込んできたなあと。

趣味の断捨離のつもりでブログを始めることにしました。

ジャンルはスポーツ,音楽、映画、軍事,歴史と多岐にわたります。

広く浅くをモットーにしてましたから専門家程の知識は持ち合わせてはいません。

1回目はスポーツのジャンルから始めることに。

スポーツはサッカー、NFL,プロ野球NBAそれぞれ贔屓のチーム,選手がいるのです

が。まずはサッカーからにしましょう。

 サッカー観戦歴45年以上、実際のプレー歴は大学時代だけ。紆余曲折があって今は

もっぱら観戦のみです。サッカーとの出会いは中三の時です。私は早生まれで体も小さ

く、どちらかというと運動は苦手、インドア派で家で本を読んでるのが好きというタイ

プでした。当然中学でも帰宅部で運動にコンプレックスを感じる少年でした。

 そんな少年が中三の秋にサッカーとの衝撃的な出会いを経験するのでした。

当時サッカーはマイナースポーツで1968年のメキシコオリンピックで銅メダルを

取ったのが唯一の誇れる戦績でした。私の住んでいた田舎はさらにサッカー不毛の地で

中学には当然サッカー部はありません。でも、なぜかしら東京12チャンネルの「ダイ

ヤモンドサッカー」が週遅れでTV放映されてたのでした。当時海外サッカーを見ること

のできる唯一の番組でした。試合はイングランドリーグが中心でしたが、たまに国際試

合を放送していました。いつものようにTVのスイッチをひねって「ダイヤモンドサッ

カー」を見たら物凄い観衆、声援,熱気がブラウン管から伝わってきたのです。なんだ

これはと試合のカードを見るとイングランド対西ドイツ。会場はウエンブレースタジア

ム。そう今となっては伝説の試合、西ドイツがイングランドのホームで初めて勝った試

合でした。選手の個々の名前は知る由もないのですが、西ドイツの流れるようなパス

ワーク、センターフォワードのバックを背に受けての反転シュートが強烈に印象に残っ

ています。なんて素晴らしくて美しいんだ。サッカーの素晴らしさに魅了された私は高

校に入ったら絶対サッカー部に入ろうと決意するのでした。

 無事志望校に入学でき、いざサッカー部に入部しようと練習を見学に行くと、みんなう

まい。みんなサッカー経験者だ。素人の俺はついていけるだろうか、弱気の虫が運動コ

ンプレックスが頭の中で渦巻く。とうとうサッカー部の門をたたけず、断念。みんなう

まいわけです。当時のサッカー部は全盛期で県大会で準優勝するくらいのチームでし

た。サッカーはできるだけ小さいころから始めて良い指導者に恵まれることの大切さを

のちに実感するのですが。今でもあの時サッカー部に入らかったことを後悔していま

す。